日本歴史地名大系 「乙宝寺」の解説
乙宝寺
おつぽうじ
日本海に沿う標高一六メートルの砂丘上にある。如意山と号し新義真言宗智山派。本尊は大日如来。寺伝では天平八年(七三六)に婆羅門・行基により開かれたという。「法華験記」下には猿の願により法華経を書写した「三島郡の乙寺」の持経者の話がみえ、四〇余年後越後国司として下向した紀躬高朝臣は猿の生れ変りであったという。この三島郡
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
日本海に沿う標高一六メートルの砂丘上にある。如意山と号し新義真言宗智山派。本尊は大日如来。寺伝では天平八年(七三六)に婆羅門・行基により開かれたという。「法華験記」下には猿の願により法華経を書写した「三島郡の乙寺」の持経者の話がみえ、四〇余年後越後国司として下向した紀躬高朝臣は猿の生れ変りであったという。この三島郡
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