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九尾狐 きゅうびこ jiǔ wěi hú

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世界大百科事典 第2版の解説

きゅうびこ【九尾狐 jiǔ wěi hú】

中国の伝説にみえる尻尾が九つに分かれた狐。天下が太平になると出現する祥瑞の一つとされた。《古本竹書紀年》に夏(か)の伯杼子が東征して〈狐の九尾なる〉を得たといい,《山海経》海外東経には青丘国にいる狐は九尾だとあるように,東方の霊獣と考えられたらしい。《白虎通》は,九尾は子孫がふえることを象徴するといい,また《呉越春秋》には,禹(う)は九尾狐を見て塗山氏の娘をめとったとあるように,祥瑞の観念の背後には,婚姻と子孫の多産などの生命力に関する信仰があったものと考えられる。

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