五大虚空蔵菩薩(読み)ごだいこくうぞうぼさつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

五大虚空蔵菩薩
ごだいこくうぞうぼさつ

虚空蔵菩薩功徳を五方に分けて菩薩としたもの,あるいは金剛界の五智如来の所変。五大金剛虚空蔵ともいう。日本では 9世紀頃から信仰されるようになった。方位によって中央の法界虚空蔵,東方の金剛虚空蔵,南方の宝光虚空蔵,西方蓮華虚空蔵,北方の業用虚空蔵(ごうようこくうぞう)があり,それぞれ色や持物によって区別される。京都市の教王護国寺東寺)観智院の木像は 9世紀中頃の作でからの請来像。ほかに神護寺多宝塔内の国宝の木造坐像 (836~845) が知られる。

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デジタル大辞泉の解説

ごだいこくうぞう‐ぼさつ〔ゴダイコクウザウ‐〕【五大虚空蔵菩薩】

虚空蔵菩薩の徳を分けて五尊とし、五方に配したもの。中央に法界、東方に金剛、南方に宝光、西方に蓮華(れんげ)、北方に業用の各虚空蔵を配する。

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大辞林 第三版の解説

ごだいこくうぞうぼさつ【五大虚空蔵菩薩】

〘仏〙 虚空蔵菩薩をその徳ないし智によって五つに分けたもの。中央・東面・南面・西面・北面の順に法界・金剛・宝光・蓮華・業用。また解脱・福智・能満・施願・無垢の各虚空蔵菩薩をあげるなど諸説がある。

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