人並(読み)ヒトナミ

デジタル大辞泉 「人並」の意味・読み・例文・類語

ひと‐なみ【人並(み)】

[名・形動]世間一般の人と同じ程度であること。また、そのさま。世間並み。「人並みな(の)暮らし」
[類語]世間並み普通一般一般的尋常通常平常通例標準標準的平均的平凡並みつねただ当たり前在り来り常並み十人並み日常茶飯事ノーマルレギュラースタンダード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人並」の意味・読み・例文・類語

ひと‐なみ【人並】

〘名〙 (形動) 一般の人と同様、同程度であること。また、そのさま。世間なみ。ひとなみなみ。
万葉(8C後)五・八九二「わくらばに 人とはあるを 比等奈美爾(ヒトナミニ)(あ)れもなれるを」
源氏(1001‐14頃)玉鬘「すやつばらをひとなみには、し侍なむや」

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