常並(読み)ツネナミ

デジタル大辞泉 「常並」の意味・読み・例文・類語

つね‐なみ【常並(み)】

[名・形動]なみひととおりであること。また、そのさま。世間なみ。
「―ならばお両親の見取り看護もすべき身が」〈一葉・別れ霜〉
[類語]平凡ありきたり凡俗ありふれる普通一般一般的尋常通常平常通例標準標準的平均的つねただ当たり前世間並み十人並み月並み凡庸日常茶飯日常茶飯事平平凡凡常套決まりお定まり平板類型的紋切り型芸がないノーマルレギュラースタンダード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常並」の意味・読み・例文・類語

つね‐なみ【常並】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) なみひととおりであること。また、そのさま。あたりまえ。
    1. [初出の実例]「紵績(をうみ)〈略〉常並(ツネナミ)の人の紵(を)を績(うむ)には唾液を用ふれども」(出典随筆北越雪譜(1836‐42)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android