放射性核種のうち,天然には存在せずになんらかの方法で人工的につくられたものをいう.1934年,I. Joliot-Curie(ジョリオ-キュリー),J.F. Joliot-Curie(ジョリオ-キュリー)らは,27Al(α,n)30P反応による人工放射性核種 30P の生成を発見し,これがその後の核および放射化学の急速な発展の糸口となった.人工放射性核種の出現により,Tc,Pm,AtやNpをはじめとする超ウラン元素などの人工元素が得られるようになった.現在,1000を超える多数の人工放射性核種が知られている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...