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仕手株 してかぶ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

仕手株

企業の事業内容や製品開発といった、実態面での確たる根拠が無い状態で、投機的に株価が乱高下する銘柄のことを指す。一般に株価とは、なんらかの材料によって、需給バランスの変化が生まれ価格変動を起こすが、仕手株の場合は“仕手筋”と呼ばれる集団が株価操作に近い手法を使って仕手相場を作り、数百円の株が短期で数千円になるような銘柄を生む。株価の急激な乱高下が特徴で、安易に手を出すと大きな損失を生む恐れもある。最近は特定の仕手筋のような存在がなくても、自然発生的に、何かの材料で投資家の思惑を呼んで投機的に仕手性の相場が発生するケースが増加している。

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デジタル大辞泉の解説

して‐かぶ【仕手株】

仕手3が好んで対象とし、投機的な売買の対象になりやすい株。

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百科事典マイペディアの解説

仕手株【してかぶ】

仕手とは,証券・商品市場で投機を目的に大量の売買を行う機関または個人のことであり,株式市場で仕手が好んで投機の対象とする株式を仕手株という。仕手株は,一般に値動きが激しく,売買回転率の高いもので,特に信用取引の利用度が高い銘柄に多い。

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大辞林 第三版の解説

してかぶ【仕手株】

仕手による投機的な大量売買の対象となる株式。値動きが大きく、売買回転率が高い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仕手株
してかぶ
speculative stock

株式相場において,短期的な投機による利益獲得を目的として投資する専門家などが手がける銘柄。こうした投資を行なう専門家を仕手筋と呼ぶ。仕手は「大口の売り手・買い手」「相場師」などの意。仕手筋は,短期間で巨額の利益を追求するため,売買によって人為的に操作しやすい銘柄が標的となりやすい。仕手株となるのは,相対的に規模の小さい企業の株式や流動性が乏しい浮動株比率の低い銘柄であり,業績やマクロ経済の状況とは無関係に急騰したりする。通常は,取り引きや値動きが乏しかったものが突然,取り引きが活発化し激しい値動きとなるが,投機が終わると取引量,値動きとも急速に収束する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仕手株
してかぶ

仕手(玄人(くろうと)相場師)や大口の投資家などが投機を目的として、思惑で行う大量売買の対象となる銘柄。一般に、強気・弱気両面の解釈ができるような材料があり、株価の動きが激しく市場性が高い注目株が仕手株になりやすい。平和不動産のように相場の騰落の指標的役割を果たしている万年仕手株とよばれるものもあるが、一般株との区別はかならずしも明確ではなく、ある期間だけ仕手株として扱われることが多い。[桶田 篤]

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