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仮装舞踏会 カソウブトウカイ

デジタル大辞泉の解説

かそう‐ぶとうかい〔カサウブタフクワイ〕【仮装舞踏会】

各自が思い思いに仮装して行う舞踏会

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世界大百科事典 第2版の解説

かそうぶとうかい【仮装舞踏会】

もともとは,1年の決まった時に仮面,仮装の人が登場して踊り,豊作を祝福する季節的な儀礼のことである。ヨーロッパではマスカレードmasqueradeというが,これはマスクmasque(mask)(仮面)からきたとも,アラビア語のマスハラmaskhara(物笑いのたね)からきたともいう。15世紀のイタリアでは,この民俗的な素朴な祝祭から,華麗な演劇的スペクタクルをつくりだした。なかでもメディチ家は,大がかりな仕掛け,豪華なコスチュームを用い,また古典文学の教養をちりばめた台本による祭りをくりひろげた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仮装舞踏会
かそうぶとうかい

仮面をつけたり特異な扮装(ふんそう)をしたりして行う舞踏会。仮装パーティーともいう。古代の民俗的・宗教的祭礼の仮装や、古代ギリシア・ローマの俳優が仮面や動物の頭などをかぶって舞台に立ったことに始まった。15世紀にイタリアで栄え、1533年にアンリ王子(後のアンリ2世)と結婚したメディチ家のカトリーヌによりフランスに伝えられ、マスカラードmascaradeとよばれて宮廷バレエの萌芽(ほうが)となった。数人が組んで好みのダンスをしたが、のちには寓話(ぐうわ)や歴史物語によるバレエ風のダンスに変わった。日本では1887年(明治20)伊藤博文(ひろぶみ)が主催して首相官邸で行われたものが最初である。[佐藤農人]

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