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伝書バト(伝書鳩) でんしょばとhoming pigeon

翻訳|homing pigeon

世界大百科事典 第2版の解説

でんしょばと【伝書バト(伝書鳩) homing pigeon】

鳥綱ハト目ハト科のカワラバトColumba liviaが,方向感覚,帰巣性に優れ,長距離飛行の能力が高く,また飼養が容易なことに着目して,通信に利用するため家禽(かきん)化したものをいう。第2次世界大戦直後までは軍用に多用されたので軍用鳩とも呼ばれた。しかし無線などの通信技術の発達により,しだいに実用上の意義を失った。新聞社による写真フィルム運搬には最後まで利用されたが,1950年代以降はおもに愛好者の競技用に飼われ,レース鳩racing pigeonということが多い。

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世界大百科事典内の伝書バト(伝書鳩)の言及

【駅伝制】より

…9~10世紀のアラブの地理書によれば,これらの駅舎は全国で930余を数えたという。交通手段として一般にイランではラバが,西方のアラブ地域ではラクダが用いられ,危急の場合には馬や伝書バトが利用された。これらの施設の使用は公的な任務を帯びる者に限られたが,バリード網の整備は旅の安全性を高め,民間の商業活動を促進する大きな要因となった。…

※「伝書バト(伝書鳩)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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