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低レベル放射性廃棄物 ていレベルほうしゃせいはいきぶつlow level radioactive waste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

低レベル放射性廃棄物
ていレベルほうしゃせいはいきぶつ
low level radioactive waste

低レベル固体廃棄物には放射線作業により発生する分析器具,工具,布,紙,ゴム手袋などの廃棄物と原子力プラントの運転系統から発生する使用済みのフィルタや機器などの廃棄物がある。液体廃棄物には原子力発電所から排出されるトリチウムを含む廃液,使用済み燃料貯蔵プールの処理水,再処理プラントの低レベル廃液,放射性物質を扱う研究所の実験廃液や洗濯排水などがある。固体廃棄物は剪断 (せんだん) ,圧縮などの処理ののち,ドラム岳などに詰めて保管される。液体廃棄物は蒸発,凝集沈殿,ろ過などの濃縮処理を行ない,濃縮物と排水に分けられる。濃縮物はアスファルトセメントで固化し,含有する放射能が減衰するまで保管される。排水は再利用あるいは環境放出される。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

低レベル放射性廃棄物

放射性廃棄物は、放射能レベルによって「高レベル」と「低レベル」の二つに大別される。低レベル放射性廃棄物埋設センターが受け入れるのは、建屋で使われた布や紙、ゴム手袋、作業服など。1トンあたりセシウム137は100テラベクレル以下などと定められ、低レベルでも原子炉に差し込む制御棒など、放射能レベルが比較的高いものは除かれる。

(2012-04-24 朝日新聞 朝刊 青森全県 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

ていレベル‐ほうしゃせいはいきぶつ〔‐ハウシヤセイハイキブツ〕【低レベル放射性廃棄物】

原子力発電所の運転・補修などによって発生する廃棄物のうち、放射能レベルの低いもの。明確な基準はなく、高レベル放射性廃棄物以外の放射性廃棄物を指す。補修によって取り替えた制御棒や作業着・作業用機材などが相当し、セメントやアスファルトで固め、ドラム缶などの容器に密閉して埋設処分される。LAW(low active waste)。→放射性廃棄物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

低レベル放射性廃棄物
ていれべるほうしゃせいはいきぶつ

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