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住宅手当 じゅうたくてあて

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

住宅手当
じゅうたくてあて

従業員が負担する住宅費の全部または一部を補う趣旨で企業から支給される手当の一種。賃金体系のなかで生活補助給的な意味を有する。第2次世界大戦後の日本の急激なインフレと深刻な住宅難という情勢のなかで,ほとんどの企業で採用され,その後も引続いてかなりの企業で実施されている。

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デジタル大辞泉の解説

じゅうたく‐てあて〔ヂユウタク‐〕【住宅手当】

持ち家にかかる費用賃貸住宅家賃など住宅費の補助として支給される賃金

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうたくてあて【住宅手当】

家賃などの住宅費にあてるものとして労働者に支給される手当。もともと第2次大戦中および戦後の住宅難を背景に,社宅等の給与住宅施設を有する企業で廉価な社宅に居住する者とその他との調整を図ることを目的に支給されるようになったもので,高度経済成長期に住宅費負担の急増を反映して普及した。労働省調査によれば,その採用率は1950年に全企業平均(事業所単位)で9%であったが,65年には17%に増加し,80年には採用企業は44%となっている。

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大辞林 第三版の解説

じゅうたくてあて【住宅手当】

労働者の住居費に関して支給される手当。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

住宅手当
じゅうたくてあて

住宅費の高騰による生計費の圧迫を緩和するために支払われる手当。わが国では、家族手当、通勤手当とともに賃金体系に含まれている。しかし、住宅費の高騰に比べてその額はきわめて低額である。この手当の支給額の算定方法には、定額方式と定率方式がある。前者は、住宅の区分(借家、持ち家)、扶養家族の有無、世帯主であるか否かなどの条件によって異なった額が支給される。後者は、基本給に一定率を乗じたものが支払われる。前者のほうが普及している。労働省(現厚生労働省)の「賃金労働時間制度等総合調査」(1999年12月)によれば、従業員1000人以上の企業では56.5%、全企業平均では49.2%の企業において住宅手当が支払われている。[湯浅良雄]

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