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生活給 セイカツキュウ

デジタル大辞泉の解説

せいかつ‐きゅう〔セイクワツキフ〕【生活給】

労働者とその扶養家族の生活費を基準に算定される賃金。年齢給・勤続給・家族給などによって構成される。

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百科事典マイペディアの解説

生活給【せいかつきゅう】

賃金は労働者の最低生活費を保障するものでなければならないという思想に基づいてつくられた賃金体系。年齢・家族数など必要家計費の差異をもたらす要因を重視する。戦後日本の賃金体系はこれによるものが多いが(電産型が典型),経営側は悪平等と攻撃し,のち職務給などが導入された。
→関連項目賃金体系日本電気産業労働組合

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大辞林 第三版の解説

せいかつきゅう【生活給】

労働の質や量と無関係に、労働者の最低生活を保障するという基準で支払われる給与。年齢や家族構成などの相違を考慮して決められる。 → 固定給能率給

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

生活給
せいかつきゅう

労働者の生活必要度に応じて決定される賃金。年齢、勤続年数、家族構成などを考慮して最低限度の生活を保証しようとするものである。広義には、家族手当通勤手当住宅手当などの生活補助手当を含めた賃金をさす。第二次世界大戦後の経済混乱期に、日本の労働組合は、生活できる賃金の獲得という点からこの生活給を強力に要求した。その典型は、生活給部分を基本とし、それに技能給を若干積み上げた賃金体系をつくりあげた電産型賃金に求めることができる。以後、この電産型賃金をモデルとして生活給体系が普及していったが、賃金水準の上昇と、資本による能力給体系の推進に伴って、賃金に占める生活給部分はしだいに低下してきている。[横山寿一]

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