( 1 )本来、男女のいずれに対しても用いられたが、後には、「俚言集覧」に「江戸の俗語。少女のはすはなるをいふ。多くは声妓(げいしゃ)のものにあり」、また、「随筆・嬉遊笑覧‐九」に「今も男めける女子を金平といひ、きゃんといふ。きゃんは侠なり」などとあるように、もっぱら女性に用いられるようになり、近代に至る。
( 2 )明治以降は、「お」を冠した「おきゃん」という言い方が一般的となり、「きゃん」単独ではあまり使われなくなる。
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