定額保険(読み)ていがくほけん(英語表記)insurance of fixed sums

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

定額保険
ていがくほけん
insurance of fixed sums

保険の分類の一つ。保険金給付の行われ方,給付水準の定められ方による分類で,保険事故が発生した場合に常にあらかじめ約定された一定金額を給付することを原則とする保険をいい,生命保険がその典型的なものである。損害の程度に応じて保険金が給付される損害保険に対応する概念。

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保険基礎用語集の解説

定額保険

保険会社の勘定(一般勘定)で管理、運用される保険で、保険金額予定利率保険会社によって保証されています。一般的な保険を指します。

定額保険

保険事故発生に際し行われる給付の金額が、あらかじめ契約時に定められている保険のことを指します。人の生死に関して給付が行われる生命保険などでは、事故による経済的結果についての金銭的な評価が困難なため、支払われる金額があらかじめ定められています。保険金額の範囲内で、実損害がてん補される損害保険と比べ、定額保険といいます。

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大辞林 第三版の解説

ていがくほけん【定額保険】

保険事故が発生した際、保険者が支払う額が保険契約によりあらかじめ確定している保険。生命保険、傷害保険の類。 → 変額保険

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

定額保険
ていがくほけん

保険事故の発生によって支払われる保険金の額が、あらかじめ契約上確定している保険。保険事故の対象となる人体には本来保険価額はありえないということから、生命保険は定額保険の典型的なものである。保険事故によって生じた損害に対し、その損害の程度に応じて保険金が支払われる損害保険に対立する保険概念である。日本の保険法では、生命保険契約は「保険契約のうち、保険者が人の生存又は死亡に関し一定の保険給付を行うことを約するもの」と定めている(保険法2条8号)。定額保険には、生命保険のほかに、人の傷害や疾病のときに一定額の保険金を支払う傷害疾病定額保険契約がある(同法2条9号)。傷害疾病保険は、傷害による入院や死亡などのときに保険金を支払う傷害保険と、疾病による入院や死亡などのときに保険金を支払う疾病保険に大別される。生命保険と傷害疾病保険は、定額保険で人の死亡に関して保険金が支払われるという点で共通している。しかし、傷害疾病保険は死亡の原因を傷害や疾病に限定しているのに対し生命保険ではこのような限定はない。[金子卓治・坂口光男]

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