典範(読み)テンパン

デジタル大辞泉 「典範」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぱん【典範】

規範となる事柄。また、それを定めた法律。「皇室典範
[類語]法律法令法規法制国法公法法典法度はっと条令条規禁令法網ほうもうのりロー

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精選版 日本国語大辞典 「典範」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぱん【典範】

  1. 〘 名詞 〙 手本となる正しい事柄。また、それを定めたおきて。のり。「皇室典範
    1. [初出の実例]「国民行為の典範たる諸法典を外国人に作って貰ふのは国の恥であると」(出典:法窓夜話(1916)〈穂積陳重〉七二)
    2. [その他の文献]〔図画見聞誌‐叙論〕

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普及版 字通 「典範」の読み・字形・画数・意味

【典範】てんぱん

規範。手本。〔図画見聞誌叙論〕古の祕畫珍圖、名、に隨つて立つ。典範には則ち春秋・毛詩論語・孝經・爾等の圖り。

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