冬草(読み)フユクサ

デジタル大辞泉 「冬草」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐くさ【冬草】

冬の草。特に、冬になっても枯れないで青く残っている草。 冬》鎌倉や―青く松緑虚子
[補説]書名別項。→ふゆくさ
[類語]草本千草春草若草夏草秋草枯れ草干し草蔓草水草浮き草牧草薬草ハーブ野草庭草雑草下草下生え山草

ふゆくさ[書名]

土屋文明の第1歌集。大正14年(1925)刊。明治42年(1909)から大正13年(1924)までの作品、380首を収める。

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精選版 日本国語大辞典 「冬草」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐くさ【冬草】

  1. 〘 名詞 〙 冬の草。また、枯草。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「かくれぬのこほりとぢたるふゆくさのふたばわづかにいまやとくらん」(出典:能宣集(984‐991))

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