准胝観音・準胝観音(読み)じゅんでいかんのん

精選版 日本国語大辞典 「准胝観音・準胝観音」の意味・読み・例文・類語

じゅんでい‐かんのん ‥クヮンオン【准胝観音・準胝観音】

仏語七観音あるいは六観音一つ。胎蔵界曼荼羅遍知院に位し、三目、一八臂の観音として、主として衆生のために除災延命・求児の諸願をかなえるもの。じゅんでい。
高野山文書‐寛永七年(1630)一〇月・金剛峯寺堂塔建立由来書「准胝観音堂、本尊准胝同如意輪 二躰倶大師御作」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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