(読み)ナギ

  • ×凪/▽和ぎ

パラグライダー用語辞典の解説

海風から陸風に、また陸風から海風に変わるとき風がなくなり、これを「なぎ」と呼ぶ。通常、朝と晩に発生する。「なぎ」は山風・谷風の場合でも発生する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

風が一時的に吹きやんだ状態をいう。この状態が現れるのは主として次の二つの場合である。(1)気流の方向が、その中にある渦(うず)乱流の方向と一致すると、風速は相加わって一時的に突風になるが、これと反対に気流の方向が渦乱流の方向と打ち消し合うと、風速を減じ、場合によっては一時風が吹きやむ。英語ではこの場合をラルlullという。(2)海岸近くでは、日中は海から内陸部に吹き込んでくる海風が、夜間は反対に内陸部から海の方に向かって流れる陸風が吹く。また山間部では、日中は谷の奥に平野部から吹き込んでいく谷風が、夜間は谷間から平野に向け流れ出す山風が吹く。これら二対の風は朝晩に交替期があるが、そのときには一時風がやみ、凪となる。これが朝凪、夕凪とよばれる現象である。日本では瀬戸内方面の夏の凪が蒸し暑いので有名である。[根本順吉]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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