凹レンズ(読み)オウレンズ

デジタル大辞泉 「凹レンズ」の意味・読み・例文・類語

おう‐レンズ〔アフ‐〕【凹レンズ】

中央部が縁より薄いレンズ。光を発散させる働きがあり、近視用眼鏡などに使用。⇔凸レンズ
[類語]レンズ凸レンズ広角レンズ魚眼レンズ望遠レンズ・交換レンズ・ズームレンズ

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精選版 日本国語大辞典 「凹レンズ」の意味・読み・例文・類語

おう‐レンズアフ‥【凹レンズ】

  1. 〘 名詞 〙 ( レンズは[英語] lens ) 周囲部分より中央がうすくなっているレンズ。両凹レンズ平凹レンズ、メニスカス凹レンズの三種がある。光を発散させる作用をもつ。近視用眼鏡、ガリレイ式望遠鏡などに用いられる。⇔凸レンズ

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百科事典マイペディア 「凹レンズ」の意味・わかりやすい解説

凹レンズ【おうレンズ】

中央が縁より薄いレンズ。軸に平行光線は凹レンズを通った後,入射側にある軸上の一点(焦点)から出たように,広がってすすむ(発散)。凹レンズでできる像は常に正立虚像で,物体と同じ側にあり,レンズから物体,像,焦点までの距離をそれぞれa,b,fとすると,(式1)の関係がなりたつ。像と物体の大きさの比(倍率)はb/aに等しい。レンズの両面の形により,両凹,平凹,凸凹(メニスカス凹)の各種がある。→凸レンズ
→関連項目発散(物理)レンズ

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改訂新版 世界大百科事典 「凹レンズ」の意味・わかりやすい解説

凹レンズ (おうレンズ)

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世界大百科事典(旧版)内の凹レンズの言及

【レンズ】より

…特別な場合1面が平面のものもある。中央部が縁よりも厚いものを凸レンズ,その反対に中央部が縁よりも薄いものを凹レンズという。前者には光を集める性質,後者には発散させる性質がある。…

※「凹レンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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