力瘤(読み)チカラコブ

デジタル大辞泉 「力瘤」の意味・読み・例文・類語

ちから‐こぶ【力×瘤】

力をこめて腕を曲げるとき、二の腕内側にできる筋肉隆起
力を入れて行うこと。熱心に尽力すること。「語学教育に力瘤を入れる」
[類語]もりもりむきむきごりごりむっちりむちむち筋肉質筋肉美肉体派肉体美いかついマッチョマッチョマンマッチョイズムマチスモマッスルたくましい強靭きょうじんタフ不死身頑健強壮強健屈強剛健頑丈雄偉男性美りりしいたけだけしいごつい骨太

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精選版 日本国語大辞典 「力瘤」の意味・読み・例文・類語

ちから‐こぶ【力瘤】

  1. 〘 名詞 〙 力を込めて腕をまげたとき、二の腕にできる筋肉のもりあがり。
    1. [初出の実例]「Torosus〈略〉ウデ スヂ ハッテ chicaracobuno(チカラコブノ) タツモノ」(出典:羅葡日辞書(1595))

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世界大百科事典(旧版)内の力瘤の言及

【筋肉】より

…橈骨神経の支配を受ける。
[上腕二頭筋]
 上腕の前面に,いわゆる〈力こぶ〉をつくる筋肉で,その収縮によって肘関節を曲げる。肩甲骨の烏口突起より起こる短頭と,同じく肩甲骨の関節上結節より起こる長頭とがあり,したがって二頭筋である。…

※「力瘤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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