頑丈(読み)ガンジョウ

デジタル大辞泉 「頑丈」の意味・読み・例文・類語

がん‐じょう〔グワンヂヤウ〕【頑丈】

[名・形動]
からだが丈夫なさま。また、物の作りが堅牢なさま。「頑丈なからだつき」「頑丈にできた箱」
馬のすぐれて強健なさま。また、その馬。
「―なる馬一疋引いて参れ」〈浄・孕常盤
[補説]中世近世には「岩乗がんじょう」「岩畳がんでふ」「強盛がんじゃう」などとも書いた。もと、名馬に仕上げるための五つの条件の意の「五調がんでう」から出たとされるが、「強盛」の音変化とする説もあって、語源・歴史的仮名遣い未詳
[派生]がんじょうさ[名]
[類語]堅牢堅固頑強強固屈強強健確固しっかり丈夫がっちりがっしり固いきついぎゅっときゅっとかっちりしかひしと牢固たくましい強靭タフ不死身頑健元気健康無病息災無事健勝清勝すこやか壮健健全達者まめつつがない息災強壮矍鑠かくしゃく剛健マッチョむきむきもりもり隆隆ごりごりむっちりむちむち筋肉質筋肉美肉体派肉体美いかついマッチョマンマッチョイズムマチスモマッスル雄偉男性美りりしいたけだけしいごつい力こぶ骨太

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android