デジタル大辞泉 「猛猛しい」の意味・読み・例文・類語 たけだけ‐し・い【▽猛▽猛しい】 [形][文]たけだけ・し[シク]1 勇ましくて強そうである。「―・い武将」2 ずうずうしい。ずぶとい。「盗人ぬすっと―・い」[派生]たけだけしげ[形動]たけだけしさ[名][類語](1)男性的・男らしい・雄雄しい・男臭い・男盛り・男振り・男前・男冥利みょうり・男気・男伊達だて・男性美・りりしい・勇ましい・精悍・雄偉・いなせ・偉丈夫・快男児・好男子・好漢・硬骨漢・正義漢・熱血漢・無頼漢/(2)野放図・勝手・わがまま・横着・身勝手・得手勝手・手前勝手・自己本位・好き放題・好き勝手・気随・気まま・ほしいまま・恣意的しいてき・利己的・エゴイスチック・好き・自分勝手・気任せ・奔放・自由・尊大・横柄・傲然・高慢・傲慢・驕慢・倨傲・大風おおふう・高姿勢・高飛車・高圧的・居丈高・権柄尽く・偉そう・口幅ったい・僭越・越権・不遜・態度が大きい・我が物顔・空威張り・野太い・図太い・太い・豪胆・厚かましい・図図しい・ふてぶてしい・おこがましい・えげつない・いけ図図しい・虫がいい・厚顔・厚顔無恥・鉄面皮・破廉恥・面の皮が厚い・心臓が強い・心臓に毛が生えている・恥知らず・傍若無人・人を人とも思わない・眼中人無し・聞く耳を持たない・横紙破り・ふんぞり返る・自己中・人も無げ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「猛猛しい」の意味・読み・例文・類語 たけだけ‐し・い【猛猛】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]たけだけし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「たけし(猛)」を強めた言い方 )① 気性・行動などが、たいそういさましく強い。ひじょうに勇猛である。気性・行動などが荒々しく激しい。[初出の実例]「山臥はたけだけしき物ぞ」(出典:梵舜本沙石集(1283)六)② 悪事をすることに対する反省心などもちあわせないで平気である。ずうずうしい。しぶとい。ずぶとい。[初出の実例]「藪(やぶ)きはの華ぬす人やたけたけし〈重晴〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)猛猛しいの派生語たけだけし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙猛猛しいの派生語たけだけし‐さ〘 名詞 〙/ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by