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勘籍

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

勘籍

8世紀初めに大宝律令養老律令が制定されたことで完成した律令体制下、戸籍をさかのぼって身元を確認する行政手続き。官人の登用や僧侶になる場合に実施され、確認ができれば課役負担を免除された。犯罪で刑罰を受ける際にも行われた。10世紀半ばまで制度として存続したとされている。

(2006-03-30 朝日新聞 朝刊 3社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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世界大百科事典 第2版の解説

かんじゃく【勘籍】

律令国家への租税負担の減免にあたって,6年ごとにつくられた戸籍の数回分を照合・調査して,本人の身元を確認する作業。そのケースには,律令制支配機構にはじめて参加する場合,俗界を離れて官僧つまり正式の国家の僧侶になる場合,また犯罪者が徒罪(ずざい)以上の刑罰をうける場合などがある。この手続は,官人制機構や官僧の世界にはいりうる資格としての身元を認定し,またその負担の減免を確定するとともに,負担の徴収が不可能になる徒罪以上の身元確認を意味した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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