デジタル大辞泉 「化学遺産」の意味・読み・例文・類語 かがく‐いさん〔クワガクヰサン〕【化学遺産】 日本化学会が、国内の化学・化学技術史上、重要な文化遺産を認定する事業の一。これまで、宇田川榕庵が描いたとされる実験器具の絵、題名に「化学」の語がある日本初の書物、鈴木梅太郎が抽出に成功したオリザニン(ビタミンB1)の結晶などが認定された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
事典 日本の地域遺産 「化学遺産」の解説 化学遺産 日本化学会では、化学と化学技術に関する貴重な歴史資料の保存と利用を推進するため、2005(平成17)年度より化学遺産委員会を設置。「化学遺産認定」は、歴史資料の中でも特に貴重なものを認定することにより、文化・産業遺産として次世代に伝え、化学に関する学術と教育の向上及び化学工業の発展に資することを目的としている。2010(平成22)年第1回として6件を認定している。[選定機関] 日本化学会[選定時期] 2010(平成22)年~[登録・認定名] 杏雨書屋蔵宇田川榕菴化学関係資料 | 上中啓三アドレナリン実験ノート | 具留多味酸試料 | ルブラン法炭酸ソーダ製造装置塩酸吸収塔 | ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料 | カザレー式アンモニア合成装置および関連資料 出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報 Sponserd by