出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
埼玉県中央部の市。1959年北本宿村が町制,改称。71年市制。人口6万8888(2010)。市域の大半が大宮台地上にあり,西端を荒川が流れ,東縁部は元荒川の低地となる。近世は本宿と呼ばれたが,これは慶長年間(1596-1615)中山道の宿場が鴻巣(こうのす)に移されるまで宿駅がおかれたことによる。以来,宿場として発展することもなく,1928年高崎線北本宿駅(現,北本駅)が開設された後も,50年代までは,平地林に囲まれた緑の多い農村であった。しかし東京都心から50km圏に位置するため,60年ころから平地林の開発が進み,64年以降の民間の建売住宅団地の建設,71年の水田埋立てによる日本住宅公団北本団地の造成などにより,住宅地化は急ピッチで進行し,人口は急増した。第2次世界大戦前からの伝統をもつ菊の抑制栽培(だましづくり)やトマトなどの施設園芸が盛んである。92年には県立北本自然観察公園が開設された。
執筆者:新井 寿郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新