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十日町盆地 とおかまちぼんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

十日町盆地
とおかまちぼんち

新潟県南部,信濃川の中流域で,魚沼丘陵東頸城丘陵との間にある盆地。信濃川の両岸には河岸段丘が発達し,特に右岸の苗場山北麓付近では9段の河岸段丘が認められる。段丘面には原の地名が多く,畑地,水田化は進んでいるが,未開地も多い。豊富な水量と段丘地形は早くから水力発電に利用されてきた。盆地の中心十日町市機業の町で,農村部には出機 (でばた) が多い。近年国営による苗場山麓の農業開拓事業が行われた。豪雪地帯なので,冬季は交通が難渋する。信濃川に沿って JR飯山線が通る。

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デジタル大辞泉の解説

とおかまち‐ぼんち〔とをかまち‐〕【十日町盆地】

新潟県南部にある盆地。中心都市は十日町市。関田(せきた)山地と魚沼丘陵にはさまれた山間盆地で、十日町市中部から中魚沼郡津南(つなん)町に広がる。信濃川の上流域で、河岸段丘が発達している。

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世界大百科事典 第2版の解説

とおかまちぼんち【十日町盆地】

新潟県南部,信濃川中流域にある紡錘形構造盆地。東頸城(ひがしくびき)丘陵と魚沼丘陵にはさまれる。全国有数の河岸段丘が発達し,ことに南西部の津南段丘群と北東部の川西・十日町段丘群が顕著である。低位段丘面は溜池造成と揚水ポンプ設置により水田化され,圃場整備も進んで良質の魚沼米を産する。十日町市などの中心集落や国道117号線,JR飯山線はこの面に立地している。典型的な豪雪地帯で,中門造の民家がみられ,冬季の出稼者は少なくない。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕十日町盆地(とおかまちぼんち)


新潟県南部、信濃(しなの)川中流域にある盆地。魚沼(うおぬま)丘陵と東頚城(ひがしくびき)丘陵の間に位置し、豪雪地帯として知られる。南部の津南(つなん)段丘群、北部の川西(かわにし)段丘群など日本屈指の高位段丘が発達し、段丘面は伊達原(だてはら)・正面原(しょうめんがはら)など「~原」と称される。十日町市を中心に絹織物業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

十日町盆地
とおかまちぼんち

新潟県南部の、信濃(しなの)川上流にある関田(せきた)山地と魚沼(うおぬま)丘陵に挟まれた山間盆地。南北に細長い紡錘状の断層角窪(くぼ)地で、第四紀末の激しい地盤運動を受けて盆地底は全国有数の高位段丘群が発達している。盆地の中心は高級絹織物産地として知られる十日町市で、主要道路や集落もここにある。高位段丘は原(はら)とよばれ、正面原(しょうめんがはら)、桔梗原(ききょうがはら)、南雲原(なぐもはら)、狢原(むじなはら)、伊達原(だてっぱら)などの大未開拓面が続いているが、最近は苗場(なえば)山麓(ろく)開発事業で開拓が進んでいる。[山崎久雄]

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