日本歴史地名大系 「十郷用水」の解説
十郷用水
じゆうごうようすい
用水の起源は、「越前国名勝志」によれば、保元年中(一一五六―五九)越前惣追捕使藤原国貞が奈良の春日大明神を十郷に勧請し、神料として六〇〇余町を寄進したが、水田ではなかったので、水を求めて九頭竜川をさかのぼったところ、山から幣をくわえた鹿が現れて川を下って三声鳴き、次には川を離れて西に向かい
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
用水の起源は、「越前国名勝志」によれば、保元年中(一一五六―五九)越前惣追捕使藤原国貞が奈良の春日大明神を十郷に勧請し、神料として六〇〇余町を寄進したが、水田ではなかったので、水を求めて九頭竜川をさかのぼったところ、山から幣をくわえた鹿が現れて川を下って三声鳴き、次には川を離れて西に向かい
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…そのときの尋憲の日記〈越前国相越記〉は一向一揆討滅直後の凄惨な荘内の状況を伝えている。 なお河口荘十郷が中世を通じて一つの荘園としてまとまりを保ったのは,平安末期からこの地域の開発を可能にしてきた九頭竜川から取水する鳴鹿用水=十郷用水の水利権にあったといえよう。十郷の各春日社は井ノ口神社で,用水を配分する場所にあり,大連家は本庄郷の春日惣社の神官であるとともに用水を管理して荘内の支配的地位にあった。…
※「十郷用水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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