コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

協定貿易 きょうていぼうえき trade by agreement

3件 の用語解説(協定貿易の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

協定貿易
きょうていぼうえき
trade by agreement

2国間または多数国間で貿易と支払いに関する協定 (またはそのいずれか) を結び,それに従って行われる貿易の方法。貿易協定と支払協定を合せて通商協定というが,貿易協定は相互に一定期間に貿易する商品の種類,数量,金額を約束したもので,支払協定は金融協定ともいい,貿易取引に伴う代金の決済方法などを約束したものである。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

きょうていぼうえき【協定貿易】

国家間で貿易や決済方法などについて協定を結び、その協定に従って行われる貿易。相互に輸出入の均衡をはかり、貿易を維持・拡大することを目的とする。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

協定貿易
きょうていぼうえき
trade by agreement

2国間あるいは多数国間で、輸出入の均衡を図り貿易を促進するために貿易協定や支払協定を締結し、それに基づいて行う貿易をいう。貿易協定では、当事国間で取引される商品の品目、数量、関税率などが取り決められる。また支払協定あるいは清算協定には、当事国の中央銀行清算勘定を置いて、貿易の支払いは為替(かわせ)を用いずに清算勘定への受け払いによって行い、中央銀行がその債権・債務をまとめて相殺するという双務的清算協定や、貿易の支払いには為替を用いるが、当事国の自国通貨と相手国通貨の一定額を特定の為替レートで交換することを約定するという双務的支払協定などがある。このような協定貿易は、1930年代の大不況に伴って、国際収支の悪化に悩む世界の多くの国々が、関税障壁を高め、為替管理を強化して、世界貿易が縮小の一途をたどった際に、これを打開するための方策の一つとして、とられ始めたもので、31年のスイス・ハンガリー間の協定が最初といわれ、その後急速に発展した。
 第二次世界大戦後も、深刻なドル不足対策として協定貿易が盛んであったが、この貿易方式は第三国に対する差別待遇をもたらすものであり、自由で多角的な貿易を推進するというIMFや世界貿易機関(WTO)の理念とも相いれないため、今日では、ほとんど行われていない。[志田 明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

協定貿易の関連キーワード片貿易三角貿易多数国間条約マルチラテラリズム多角貿易MFA交換教授貿易自由化交渉経済連携協定(EPA)国際通信

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone