コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

即身成仏義 そくしんじょうぶつぎ

3件 の用語解説(即身成仏義の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

即身成仏義
そくしんじょうぶつぎ

空海撰述の文献。1巻。真言宗の十巻章の一つ。真言宗では即身成仏の教義を説くが,そのことに疑いをいだく者のために著わされた書物。『大日経』『金剛頂経』『発菩提心論』の二経一論八箇の証文をあげて,父母から生れた現在の肉身のままただちに成仏しうることを論証している。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

即身成仏義
そくしんじょうぶつぎ

仏教書。平安時代、空海が真言(しんごん)宗の教義の精要を示した著作。著作年不詳。密教の実践により現世において肉身のままで悟りが開かれると説く。その証拠となる文献の引用は「二経一論八箇の証文」とよばれる。万有一切(いっさい)を大日如来(だいにちにょらい)の顕現とし、宇宙の実相を本体・様相・活動の面からとらえて即身成仏の理論と実践を説き明かす。即身成仏の思想は仏教史上重要な位置を占め、日蓮(にちれん)宗にも取り入れられた。[宮坂宥勝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

即身成仏義の関連情報