大規模な原子力損害が発生した際に、原子力事業者が損害賠償をするために必要な資金を交付する機関。2011年(平成23)3月の東日本大震災の際に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故の被害者への賠償を支援するため、政府と原子力事業者(電力会社)など民間12社が同年9月、官民折半出資(資本金140億円)で設立した。2011年8月に成立した原子力損害賠償支援機構法(平成23年法律第94号)に基づく組織で、英語表記はNuclear Damage Liability Facilitation Fund。
2014年8月、原子力損害賠償支援機構法の改正に伴い、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に改組した。
[編集部]
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