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友人関係 ゆうじんかんけい friendship relation

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

友人関係
ゆうじんかんけい
friendship relation

人間が生れて初めて非親族者と結ぶ,比較的近い年齢の者同士の社会関係。ここでは家族と異なり,年齢が近いため遊びのなかで対等な人間関係のあり方や社会性を身につけていくことができる。集団特性からみて,友人関係遊戯集団 (仲間集団,ピアグループ) ,クリーク (派閥) ,ギャングに大別する研究者もいるが,いずれにおいても児童の社会的,心理的発達,人格形成のうえに欠かせないものである。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

友人関係
ゆうじんかんけい

友という漢字の起源は、又(手)と又(手)の合字で、手と手を相携えて触れ合う意味であり、友人関係は志を同じくし親しい情愛をもつ者同士の関係である。アリストテレスは、友人関係に〔1〕愉快だが一時的な相互の友好行動、〔2〕未知の人またはちょっとした知り合いへの親切な行為ないし分離した援助の供与、〔3〕同等で相称的な地位の人々の間の相互性と拘束、という三つの類型をあげている。友人関係にはその発達過程や深度に、偶然の知り合い、社交上の知り合い、よい友、身近な友、親友といったいくつかの段階が区分され、深度が深まり、高い発達段階に到達するにしたがって、自己開示、援助行動、真正性、受容、積極的関心、性格の強さ、類同性、共感的理解、儀礼的・社会的交換などの度合い、とくに自己開示と援助行動の度合いが強くなるという研究結果が報告されている。
 また、ある出会いが友人関係へと発展していく要因として、〔1〕ともに時間を過ごす機会をもつこと、〔2〕友人関係に適合した個人的傾性(知能・人種・宗教など)が存在すること、〔3〕相互のかかわり合いの結果が報酬や満足を与え、効果的に要求を充足するものであること、の3要因があげられている。友人関係の発達を大まかにみると、同年輩の他者に対する関心・かかわりは、量的には小学生中期を頂点として山型に変動し、質的には受動的から積極的、表面的から内面的な結び付きへと分化、発達するといえよう。[辻 正三]

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