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召使 めしつかい

世界大百科事典 第2版の解説

めしつかい【召使】

一般には,宮中に召されて使われた身分の低い官人や下男下女などの奉公人を指すが,ここではヨーロッパことにイギリスの,家事労働に従事する使用人servantとしての召使を扱う。日本では,その存在形態が多様で一概には論じられないが,〈下人(げにん)〉の項目を参照されたい。 歴史的には,古代では奴隷が,中世荘園制では農奴が召使の役割を果たしたが,農奴制の消滅につれて,戸内戸外の家事労働に従事し,その代償として賃金を取得する家事使用人が現れた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の召使の言及

【イギリス】より

…ジェントルマンを育成するパブリック・スクールが数多く開校されたのもこのころである。田舎に土地や邸宅を買ったり,息子をパブリック・スクールに入れるほどの財力のない人たちは,その財力に応じてジェントルマンを象徴する事物,たとえば自家用馬車を購入したり,召使いを雇ったりした。とくに召使いの雇用は,この繁栄の時代以降,19世紀イギリス中流階級の一習俗となったが,主人と召使いの主従関係を各家庭内に持ち込み,その結果,ジェントルマン化というよりはむしろスノッバリー(俗物根性。…

※「召使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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