コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

因業 いんごう

4件 の用語解説(因業の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

因業
いんごう

仏教用語。原因と,間接的原因である行為 (業) とをいう。また,結果をもたらす原因としての業をもいう。一般には,頑固で無情なことを意味する語として用いる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

いん‐ごう〔‐ゴフ〕【因業】

[名・形動]
仏語。何らかの結果を生む原因になる行為。また、因と業。
《前世の悪業が原因で招いた性格や運命の意から》
㋐頑固で思いやりのないこと。また、そのさま。「因業なやり方で借金を取り立てる」
㋑宿命的に不幸なこと。また、そのさま。
「―な生れだなあ」〈有島或る女

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

いんごう【因業】

[1] ( 名 )
〘仏〙 因と業。
[3][0] ( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
〔前世の悪業が原因となって招いたことの意〕
頑固で物わかりの悪いさま。また、人に対する仕打ちが情け容赦もなくひどいさま。 「 -な仕打ち」 「 -者」
宿命的に不幸なさま。 「 -な生まれ」
[派生] -さ ( 名 )

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

因業
いんごう

(ごう)はサンスクリット語のカルマkarmaの訳で、行為一般をさす。インド、とくに仏教は、つねに行為を重視して、その分析が鋭い。行為において原因があり結果を生ずると、その結果はただちに次の行為に作用し影響を及ぼし、ときに原因となる現実のあり方を説いて、前の行為を「業因」または「因業」とよんだ。それを日本の中世以降は、悪い行為や結果の場合のみをとくに強調して、俗に強情で頑固な態度を因業と称するようになった。[三枝充悳]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

因業の関連キーワード一・壱・壹一打ち逸・一・佚・溢・逸一再国方事欠けざら見出づ真し一本木

因業の関連情報