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イン

デジタル大辞泉の解説

いん【因】

物事の原因。もと。「失敗のをなす」
仏語。直接の原因。⇔
古代インドの論理学で、論証しようとする命題(宗)の理由を述べる部分。

いん【因】[漢字項目]

[音]イン(呉)(漢) [訓]よる ちなむ
学習漢字]5年
事の起こるもと。「因果因業因子因縁因由一因遠因起因近因偶因原因死因主因真因成因素因敗因病因誘因要因
もとの物事に従う。「因習因循
因幡(いなば)国。「因州
[名のり]なみ・ゆかり・よし・より

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大辞林 第三版の解説

いん【因】

起こり。原因。もと。 「チーム-ワークが勝利の-となる」
〘仏〙 ある結果を引き起こす原因。特に、間接的・外的原因を縁というのに対し、直接的・内的原因をいう。 ↔
インド哲学の論理学である因明いんみようで、ある命題を論証する際に、理由を説明する部分。 → しゆう

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世界大百科事典内のの言及

【因縁】より

…いんえんの音便。仏教では,すべてのものごとが生起したり,消滅したりするには必ず原因があるとし,生滅に直接関係するものを因と言い,因を助けて結果を生じさせる間接的な条件を縁として区別するが,実際に何が因で何が縁であるかをはっきり分かつ基準があるわけではない。因縁は〈因と縁〉と〈因としての縁〉の二通りに解釈されるが,この両者を一括して縁と呼び,因縁によってものごとの生起することを縁起(えんぎ)とも言い,また,生じた結果を含めて因果(いんが)とも言う。…

【縁起】より

…仏教における真理を表す一つの言葉で,詳しくは〈因縁生起〉といい,略して縁起という。現象的事物すなわち有為(うい)はすべて因hetu(直接原因)と縁pratyaya(間接原因)との2種の原因が働いて生ずるとみる仏教独自の教説であり,〈縁起をみる者は法=真理をみ,法をみる者は縁起をみる〉といわれる。…

【ディグナーガ】より

…漢訳名を陳那(ちんな)という。《因明正理門論》《集量論》の二大主著において,従来の諸派の説を批判して,唯識思想に立脚して仏教論理学を組織し,新因明(しんいんみよう)といわれる新論理学説を形成した。その特色は,(1)正しい認識の根拠(量)を知覚(現量)と推理(比量)の二つに限定したこと,(2)知覚を思惟を含まないもの(現量除分別)と定義したこと,(3)推理の形式を宗(主張)・因(理由)・喩(比喩)の三支作法としたこと,(4)正しい因の備えるべき三条件(因の三相)を明確にしたこと,(5)さらに知覚の対象となる個別相(自相)と一般相(共相(ぐうそう))を峻別し,後者を〈他者の排除〉によって仮構された非実在にすぎないとするアポーハ説を説いたこと,などが挙げられる。…

※「因」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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