国画(読み)コクガ

世界大百科事典 第2版の解説

こくが【国画 Guó huà】

19世紀から20世紀初めにかけて中国にもたらされた西洋画に対して,筆墨,紙絹,顔料,落款,印章等を用いた中国本来の絵画をいう。東洋画の特質には平面本位の絵画観,描線主義の絵画観,立体感表現に用いる明暗法と厚薄法,般若の空と老荘の無の思想を基盤にした空間処理法,多視点による遠近法等があり,これらを踏まえて東晋より唐・宋・元・明・清の各時代に北宗画(ほくしゆうが)と南宗画(なんしゆうが)が相関的に発展する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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