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国見山地 くにみさんち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国見山地
くにみさんち

別称肥薩山地。熊本,鹿児島県境に連なる山地。ほぼ東西 25km,南北 15kmにわたる山地で,九州山地の南西部を占める。最高点は国見山 (969m) 。地質はおもに輝石安山岩と橄攬輝石安山岩から成り,人吉市の西部の広大な鏡山の溶岩台地を貫き,大関山 (902m) の火山が噴出している。

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世界大百科事典 第2版の解説

くにみさんち【国見山地】

熊本県と鹿児島県の境に位置し,ほぼ東西に走る山地。肥薩山地ともいう。東方の白髪(しらが)山地にかけて国見山の名をもつ山が多い。地質はおもに第三紀に噴出した安山岩類からなり,谷沿いには中生界の堆積岩もみられる。山頂は標高800~900mの定高性をもち,標高500~600mにも小起伏平たん面がみられるが,ほかは険しい地形を示し,特に球磨(くま)川に面する北斜面は急峻である。西端は八代海に没し,リアス式海岸をつくる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔熊本県(鹿児島県)〕国見山地(くにみさんち)


熊本・鹿児島両県境に延びる山地。第三紀の古い火山岩からなる。国見山(標高969m)を中心に800~900mの山塊が東西約40km、南北約15kmにわたって連なる。肥薩(ひさつ)山地とも。球磨(くま)川・水俣(みなまた)川・川内(せんだい)川の分水界をなし、球磨川に面する北側は渓谷、西端の八代(やつしろ)海沿岸は出入りの複雑なリアス式海岸をなす。西部の熊本・鹿児島県境付近は八代海沿岸まで山脚が迫り、古くから南北交通の難所をなした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国見山地
くにみさんち

熊本・鹿児島両県境をほぼ東西に走る山地。主峰である大関(おおぜき)山(902メートル)、国見山(969メートル)、宮ノ尾山(877メートル)、間根ヶ平(まねがひら)(893メートル)などが東西に並び、熊本・鹿児島両県の境界地帯をなす九州山地南部の西端で、球磨(くま)川、水俣(みなまた)川、米ノ津(こめのつ)川、川内(せんだい)川などの分水界をなし、肥薩(ひさつ)山地ともよばれる。地質的には新第三紀系の火山岩(おもに輝石安山岩)からなり、いずれの山容も険しくなく、山地全体としては標高600~700メートル前後にかなりの広さの平坦(へいたん)面を有する。この山地が八代(やつしろ)海に急迫していることから、古来より交通の難所として知られ、薩摩(さつま)街道の津奈木(つなぎ)太郎峠(三太郎越(ごえ)の一つ)、薩摩裏街道の亀嶺(きれい)峠、大口道の久七峠などは、峠越えの辛さと眺望のよさゆえに、よく詩歌に詠まれている。[山口守人]

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