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塊村 かいそんHaufendorf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

塊村
かいそん
Haufendorf

集落の平面形態の一形式で,民家が不規則に集り塊状に形成された集落集村の一種で,主として自然発生的集落に多い。塊村は各地に広く分布しているが,一般的には,集落立地の条件に恵まれた丘陵のふもとや河岸段丘の上,あるいは山地と平地との地形状の変換点や扇状地の扇端などに多い。特に水の確保は集落を形成する重要なポイントになっており,たとえばインドのデカン高原農村では,共同井戸を中心として塊村が形成されていることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

かい‐そん〔クワイ‐〕【塊村】

民家が雑然とかたまっている集落。

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百科事典マイペディアの解説

塊村【かいそん】

民家がひとかたまりに集合している集落。地形,水利などの制約の少ない平野に自然に発達した集落に多く,集合の形,耕地割はともに不規則なのが普通。→集村

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大辞林 第三版の解説

かいそん【塊村】

集村の一形態。住家が不規則に集合してひとかたまりになっている集落。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

塊村
かいそん

とくに計画もなく、街路に依存することもなく、不規則に家屋が集合して塊状の平面形を示す集村をいう。村落には一般的にみてこの形をとるものがもっとも多く、とくに乾燥地域のオアシスや、乏水性の台地などの共同井戸を中心に密集して形成された集落に特徴的である。地形条件によりその形状もさまざまである。[中田榮一]

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