コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

多数国間投資保証機関 たすうこくかんとうしほしょうきかん Multilateral Investment Guarantee Agency; MIGA

2件 の用語解説(多数国間投資保証機関の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多数国間投資保証機関
たすうこくかんとうしほしょうきかん
Multilateral Investment Guarantee Agency; MIGA

発展途上国への投資促進や累積債務国への企業進出を支援し,民間企業が負う,戦争などの非商業的なリスクを担保する国際機関国連専門機関の一つで,1988年6月に発足。各国政府の投資保険制度が引き受けの対象外にしている投資の保証を行ない,海外投資保険制度が未整備な国に対する企業の海外投資を支える役割をもつ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

多数国間投資保証機関
たすうこくかんとうしほしょうきかん
Multilateral Investment Guarantee Agency

国際商業会議所(ICC)および経済協力開発機構OECD)の提唱をもとに、国際復興開発銀行IBRD世界銀行)が1985年10月の総会において採択した多数国間投資保証機関を設立する条約に基づいて、1988年4月12日に発足した国際機構。略称MIGA(ミガ)
 MIGAは、経済成長、貧困削減、人々の生活向上を支援するための新興経済国向け外国直接投資を推進することを目的としている。そのために、外国投資家に対し、開発途上国への投資を行う際に障害となる送金制限、収用、契約不履行、戦争・内乱などの非商業的危険から生ずる損失に対する直接保険、再保険などの保証を行うとともに、投資環境改善のための政策・助言サービスを行っている。
 加盟資格は、世界銀行の全加盟国およびスイスに与えられており、2009年時点で先進国25、開発途上国150の175か国が加盟している。主要な組織として、各加盟国が任命する総務によって構成される総務会、業務全般について責任を有する理事会、総裁(世界銀行総裁が兼任)、事務局がある。本部はワシントンに置かれている。
 MIGAの授権資本は10億SDR(国際通貨基金=IMFの特別引出権)で、世界銀行への出資比率に応じて加盟国の出資額が決定される。MIGAは1988年に発足して以来、2010年10月時点で、100か国を超える開発途上国で980のプロジェクトに224億ドルの投資保証引受けを行った。[横川 新]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

多数国間投資保証機関の関連キーワードデフォルト累積債務問題累積債務ミガOOFMIGAクロウ 天国への階段靖国への帰還遺伝資源へのアクセスと利益配分《死者の国への旅》

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

多数国間投資保証機関の関連情報