夜霧(読み)ヨギリ

精選版 日本国語大辞典 「夜霧」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぎり【夜霧】

  1. 〘 名詞 〙 夜間発生する霧。夜にたつ霧。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ぬばたまの夜霧(よぎり)の立ちておほほしく照れる月夜の見れば悲しさ」(出典万葉集(8C後)六・九八二)
    2. 「列車は〈略〉薄い夜霧の中へ、静かに動き始めた」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「夜霧」の読み・字形・画数・意味

【夜霧】やむ

夜ぎり。

字通「夜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む