大尾(読み)タイビ

デジタル大辞泉 「大尾」の意味・読み・例文・類語

たい‐び【大尾】

最後終局。終わり。
[類語]最後終わりしま最終終極究極終局終末掉尾とうび・ちょうび結び限りどん詰まり大詰め土壇場どたんば幕切れラストフィナーレフィニッシュ順序、列などの最後)しりけつ殿しんがりどんじり最後尾末尾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大尾」の意味・読み・例文・類語

たい‐び【大尾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大きいしっぽ。
    1. [初出の実例]「北川新築を其の間に起こし大へに炙鰻の大尾を掉かす」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)
    2. [その他の文献]〔易林‐大畜卦・遯〕
  3. まったくの終わり。最後。終局。結末
    1. [初出の実例]「又大尾の恋句は名古屋木綿の情のたっぷりしたるを拾ひ」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)二序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「大尾」の読み・字形・画数・意味

【大尾】たいび

終わり。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android