大湯[温泉](読み)おおゆ

百科事典マイペディア 「大湯[温泉]」の意味・わかりやすい解説

大湯[温泉]【おおゆ】

秋田県鹿角(かづの)市,米代川の支流大湯川沿いにわく。江戸時代より利用され,入湯宿が置かれていた。純食塩泉,60〜74℃。十和田湖観光に便利。南東3kmに大湯環状列石特別史跡)がある。花輪線十和田南駅北東8km,バスが通じる。
→関連項目鹿角[市]

大湯[温泉]【おおゆ】

新潟県南東部,北魚沼郡湯之谷村(現・魚沼市)にわく。駒ヶ岳山麓,佐梨川左岸にあり,栃尾又(とちおまた)温泉とともに古くからの湯治場。奈良期の開湯と伝え,江戸時代には湯小屋や湯守が置かれた。奥只見ダム完成発展単純泉,38〜57℃。

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