日本歴史地名大系 「魚野川」の解説
魚野川
うおのがわ
- 新潟県:南魚沼郡
- 魚野川
郡の南端にあって群馬県境をなす
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
郡の南端にあって群馬県境をなす
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
新潟県南部、群馬県境の谷川岳に源を発し、六日町盆地を貫流して長岡市(ながおかし)川口(かわぐち)地区の北西部で信濃(しなの)川に合流する川。延長69.5キロメートル。左岸は魚沼丘陵の傾動地塊東麓(とうろく)にあたり、段丘地形が発達するが、右岸は越後(えちご)三山から流れ出す登(のぼり)川、三国(さぐり)川、水無(みずなし)川、佐梨(さなし)川、破間(あぶるま)川などの諸支流を合流するので、扇状地地形の発達が顕著である。沿岸は上越新幹線、JR上越線や関越自動車道、国道17号などが走り、首都圏との交通の要衝で、近世は六日町船道(ふなどう)の舟運の便も発達していた。
[山崎久雄]
新潟県南東部を流れる川。信濃川の支流で谷川連峰に発し,長岡市の旧川口町で本流に合流する。幹川流路延長66.7km。全流域面積1503.6km2,三国山脈と魚沼丘陵との間を北流し三国川,水無川,佐梨川,破間(あぶるま)川を合わせた後西流し,魚沼丘陵に先行性の横谷をつくる。破間川と本流沿岸に洪積段丘が,支流には扇状地が発達し,特に魚沼丘陵の東斜面には複合扇状地が開ける。湯沢発電所は清津川から取水して発電後この川に放流するため,この付近で水量を増す。サケ,マス,アユが漁獲される。第2次世界大戦後の開拓で西岸の複合扇状地と東岸の八色原では魚野川より揚水し,開田が進んだ。1931年川に沿って上越線が開通する以前は長岡~六日町間の輸送にこの川が使われた。
執筆者:磯部 利貞
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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