大滝温泉(読み)おおだるおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大滝温泉」の意味・わかりやすい解説

大滝温泉(静岡県)
おおだるおんせん

静岡県賀茂(かも)郡河津町(かわづちょう)にある温泉河津川上流天城(あまぎ)峠南方に位置する。河津七滝(ななだる)のうち大滝の近くの温泉で泉質塩化物泉露天風呂(ぶろ)も有名。大滝は玄武岩の造瀑(ぞうばく)層により27メートルの高さをもつ。下田に向かう国道414号に河津七滝ループ橋が完成し、新しい名所となった。河津、下田、修善寺(しゅぜんじ)からバスの便がある。

[北川光雄]


大滝温泉(秋田県)
おおたきおんせん

秋田県北部、大館市(おおだてし)にある温泉。米代(よねしろ)川南岸にあり、807年(大同2)より湧出(ゆうしゅつ)したと伝えられ、藩主も入湯したという。泉質は硫酸塩泉、塩化物泉。十和田(とわだ)、八幡平(はちまんたい)観光拠点一つ。JR花輪線大滝温泉駅下車。

[宮崎禮次郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大滝温泉」の意味・わかりやすい解説

大滝温泉
おおだるおんせん

静岡県東部,伊豆半島南東部,河津町にある河津温泉郷の1つ。河津川の上流に位置する。泉質は弱食塩泉泉温は 45℃。リウマチ神経痛皮膚病動脈硬化症などに効能がある。河津七滝の大滝を眺めながら入る露天風呂のほか,洞窟風呂,水車風呂,五右衛門風呂など,20以上ものユニークな風呂があることで,観光客の人気を集めている。

大滝温泉
おおたきおんせん

秋田県北東部,米代川の上流域にある温泉。大館市に属する。泉質は食塩泉。泉温は 46~62℃で湯量は豊富。秋田藩主の湯治場として知られ,歴史は古い。千人風呂があり,旅館の設備もよく,十和田湖観光の基地として観光客が多い。付近にスキー場もある。

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デジタル大辞泉プラス 「大滝温泉」の解説

大滝温泉

埼玉県秩父市にある道の駅。国道140号に沿う。

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