太龍寺山の山頂にある。舎心山と号し、高野山真言宗。本尊は虚空蔵菩薩。四国霊場八十八ヵ所の第二一番札所。南北朝期以前と考えられる承和三年(八三六)の年紀をもつ太龍寺縁起(続徴古雑抄)などによると、延暦一七年(七九八)桓武天皇の勅願によって阿波国司の藤原文山が伽藍を建立し、空海が本尊の虚空蔵菩薩をはじめ諸像を刻んで五ヵ所の堂宇に安置した。天長二年(八二五)に淳和天皇から寺領を寄進されている。その後荒廃したが、嘉保二年(一〇九五)白河上皇が京都東寺の長範を派遣して再興させたという。康和五年(一一〇三)八月一六日の大滝寺所領注進(前田文書)に大滝寺とみえ、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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