奇計(読み)キケイ

精選版 日本国語大辞典の解説

き‐けい【奇計】

〘名〙
① 普通では思いつかないような、相手をあっといわせる巧みな計略。奇策。
※史記抄(1477)四「奇計を出て秦を彊くする者あるならば」
※夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部「この奇計は松本方ばかりでなく諏訪方の不意をも衝いた」 〔史記‐秦本紀〕
② =きけい(詭計)〔史記‐淮陰侯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の奇計の言及

【背信行為】より

…国際法上,一般に敵の信頼を裏切る意図をもってその信頼を誘う行為をいい,戦争法上古くから禁止されている(1907年ハーグ陸戦規則23条(b))。偽装,おとり,偽情報の使用といったような,敵を誘惑に誘い込み軽率な行動をとらせることを目的とした奇計ruse of warは適法である。背信行為と奇計の区別は,とくに現代の武力紛争状況において微妙であるが,1949年ジュネーブ諸条約(赤十字条約)に対する77年第一追加議定書37条1項は,両者を比較しつつ,背信行為の例をあげた。…

※「奇計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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