奇策(読み)キサク

デジタル大辞泉 「奇策」の意味・読み・例文・類語

き‐さく【奇策】

人の予想もしない奇抜なはかりごと。奇計。「奇策を講じる」「奇策妙案」
[類語]方策対策施策企て一計奇計愚策秘策・対応策・善後策得策方法妙計妙策良計良策上策下策国策政策一策万策拙策無策弥縫策びほうさく密計秘計百計

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精選版 日本国語大辞典 「奇策」の意味・読み・例文・類語

き‐さく【奇策】

  1. 〘 名詞 〙 人の意表をついた奇抜なはかりごと。奇計。
    1. [初出の実例]「戦国の時代には奇策の名人一人ぢゃ」(出典:玉塵抄(1563)三七)
    2. 「奇策(キサク)奇策、余毫も之を思はざりき」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五一)
    3. [その他の文献]〔司馬遷‐報任安書〕

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普及版 字通 「奇策」の読み・字形・画数・意味

【奇策】きさく

奇計。

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