日本歴史地名大系 「宇野御厨」の解説
宇野御厨
うののみくりや
- 長崎県:総論
- 宇野御厨
平安期よりみえる肥前国の御厨。のち庄園化して宇野御厨庄、またはたんに御厨庄などとも記される。御厨が置かれた
〔大府贄人と源久〕
寛治三年(一〇八九)八月一七日の筑前国観世音寺三綱解案(東南院文書)に「宇野御厨」とみえる。
松浦党の祖という源久は「宇野御厨野検校散位」であることも注目される。
宇野御厨
うののみくりや
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報