守口だいこん(読み)もりぐちだいこん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「守口だいこん」の解説

守口だいこん[根菜・土物類]
もりぐちだいこん

東海地方岐阜県地域ブランド
主に岐阜市および愛知県丹羽郡扶桑町で生産されている。根の部分が1mを超える細長い大根。特産守口漬の製造業者との契約で栽培され、12月から1月の間に収穫される。大きな木樽で1年ほど塩漬けした後、酒粕みりん粕へと何度も漬け替えされ、収穫から約2年後、琥珀色をした独特の香り豊かな守口漬へと生まれ変わる。飛騨・美濃伝統野菜

守口だいこん[根菜・土物類]
もりぐちだいこん

東海地方、愛知県の地域ブランド。
丹羽郡扶桑町・岐阜県岐阜市で生産されている。かつては岐阜県で多く生産されていたが、現在では全国の約7割の守口大根が扶桑町で栽培されている。名古屋名産・守口漬として有名である。守口漬は、塩漬けした後、酒粕やみりん粕に何度も漬け替えて2年余の歳月をかけて熟成させ、つくられる。あいちの伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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