日本歴史地名大系 「宗吉瓦窯跡」の解説
宗吉瓦窯跡
むねよしがようせき
宗吉瓦窯跡は七世紀中頃から八世紀初頭にかけて操業した瓦専用の窯跡。平成三年度の農道敷設に伴う発掘調査により、三号窯の灰原から複弁八葉蓮華文軒丸瓦および偏向唐草文軒平瓦が出土し、日本最初の瓦葺宮殿である
七世紀の瓦窯跡としては国内随一の規模を有しており、現時点において横一列に並んだ二四基の窯の所在が確認されている。窯の構造はいずれも
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報