日本歴史地名大系 「宝満山」の解説
宝満山
ほうまんざん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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福岡県中部、太宰府市(だざいふし)と筑紫野市(ちくしのし)および糟屋(かすや)郡宇美町(うみまち)の境にある山。竈門山(かまどやま)ともいう。古代は御笠山(みかさやま)と称された。三郡山地(さんぐんさんち)南部の山で標高869メートル。おもに花崗(かこう)岩からなり、山頂一帯は岩壁となる。県内では英彦山(ひこさん)、求菩提(くぼて)山と並ぶ修験道(しゅげんどう)の霊場として栄え、盛時は僧坊370余を有したが、現在は遺跡が残るのみである。国の史跡に指定され、山麓(さんろく)に664年(天智天皇3)創建されたといわれる竈門神社、山頂に上宮がある。山頂からの展望がよく、参道は九州自然歩道として多くの登山客でにぎわい太宰府県立自然公園に属する。山頂一帯はロック・クライミングの練習場として知られる。太宰府天満宮から山頂まで徒歩約2時間。
[石黒正紀]
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